最近は、水を買って飲む生活がすっかり定着しています。キッチンには浄水器、外出時には日本各地の名水や世界各国のミネラルウォーターを持ち歩き、防災用の水を備蓄している家庭も多いでしょう。また、薬局や役所の待合室などではウォーターサーバーを見かけることも増えました。コックをひねると、冷水や温水がすぐ出てくるのは便利ですが、利用している人はどのくらいいるのでしょうか。水の購入や利用について、日経DUALの読者を対象に、アンケート調査(※)を行いました。
(※『ご家庭の飲料水に関するアンケート』 調査実施期間2015年1月28日~ 2月5日、日経BPコンサルティングの協力で調査しました。回答数は184)

共働き世帯はウォーターサーバーの利用率が高め

 アンケートでは、それぞれの家庭でどのような水を飲んでいるかを聞いてみました。結果、46.7%と最も多かったのが「浄水器でろ過した水道水」。「市販のペットボトル入りの水」が2位で38.6%でした。これに「水道水をそのまま」が22.3%、「ウォーターサーバーの水」が14.7%で続きます。

 「結婚しており、夫婦ともフルタイム(自営含む)で働いている」と回答した共働き世帯に絞ってみるとどうでしょう。「浄水器でろ過した水道水」が1位(45.4%)、「市販のペットボトル入りの水」が2位(35.2%)で上位2つは変わりませんが、「ウォーターサーバーの水」が18.5%で3位に浮上します。「水道水をそのまま」飲む人の割合は17.6%まで下がります。