口座連携機能で、銀行口座からの引き落としやカード払いも一括管理

 また、オンラインバンキングを使っている人には、「Dr.Wallet」の口座連携機能が利用可能です。オンラインバンキングのユーザー名とパスワードを登録しておくと、「Dr.Wallet」が取り引き明細を定期的にチェックして、収支に反映してくれます。

口座連携機能に銀行口座を登録すると、取引明細を自動的に取得してくれます
口座連携機能に銀行口座を登録すると、取引明細を自動的に取得してくれます

 口座連携機能では、銀行・農協・信用金庫の他にも、クレジットカードや電子マネーの明細も取得可能。クレジットカードや電子マネーで支払った際のレシートは、読み取る必要がなくなります。ただし、口座連携機能の場合は決済ごとにカテゴリが決まってしまうので、商品ごとにカテゴリを細かく分けることができません。購入した商品のカテゴリを1点ずつ把握したい人は、クレジットカードや電子マネーの口座連携はせずに、レシートを読み取るようにするといいでしょう。

 「Dr.Wallet」は基本的に無料で利用できますが、読み取ってデータ化できるレシートの枚数には上限があります。アプリをインストールしただけの状態では毎月10枚までですが、ユーザー登録をすると毎月100枚まで読み取れるようになります。もしも読み取り枚数を100枚以上に増やしたい場合は「追加レシートパック」を購入可能。また、データ化に要する時間を短縮する「データ化スピードアップ」も販売されています。

レシートの読み取り枚数を増やせる「追加レシートパック」や、30日間の「データ化スピードアップ」をアプリ内で購入できます
レシートの読み取り枚数を増やせる「追加レシートパック」や、30日間の「データ化スピードアップ」をアプリ内で購入できます

 読み取り枚数は1ヶ月ごとにリセットされます。極端なことを言えば、レシートを読み取るのも1ヶ月に1度でいい、ということ。例えば、夫婦がそれぞれ持っているレシートを、箱や封筒などにまとめて保管しておきます。そして、毎月どこかに決めた「レシートの日」が来たら、保管しておいたレシートを一気に撮影・データ化するだけ。骨が折れる大量のレシート入力も、「Dr.Wallet」ならオペレーターさんが肩代わりしてくれるので、とても楽です。

 こまめに入力したい人にも、「Dr.Wallet」はお薦めです。仕事に家事に育児にと忙しい毎日ですが、レシートを撮るくらいであれば、料理の仕込み中や洗濯の終了待ち時間、会社の休憩時間など隙間時間を利用してササッと済ませられます。「Dr.Wallet」なら、毎日忙しいパパやママでも家計簿が続けられること間違いなしです!

(文/松村武宏)