知っている人だけ得をする「税制のゆがみ」とは
改正の主な項目は、図1の通りです。実は、外貨投資を中心とした債券の税制には不思議なゆがみが多くあり、これまでずっと「知っている人だけ得をする」状態が続いてきたのですが、それが16年以降は「金融所得課税の一体化」という仕組みで統合されるのです。
次ページから読める内容
- 「そんな有利な税制は知らなかった」
- 外債の利付債、満期まで待つと課税の対象に
- ゼロクーポン債、15年までは譲渡所得が50万円以内なら非課税に
- 雑所得と譲渡所得、一般的には譲渡所得のほうがお得