ここからは、「知ろう小児医療守ろう子ども達の会」代表阿真京子さんと職場復帰を控えたプレワーママ達の集まりで聞かれた不安の声を紹介します。アドバイスするのは、阿真さん(11歳、8歳、5歳の3男児のママ)と看護師(9歳・7歳・4歳の3女児のママ)です。

9カ月の男の子のママ

 「仕事が始まると、何度も病院に連れていくことができなくなります。皆さんは、花粉症の場合、小児科と耳鼻科のどちらを受診しているのでしょう?」

先輩ママからのアドバイス
 わが家は小児科と耳鼻科の掛かり付け医を持っているので、症状の度合いによってその時々で使い分けていますよ。小児科の先生でも耳鼻科に強い方もいますし、耳鼻科でも小児の診察に慣れている先生もいますので、まずは掛かり付けの先生に相談してみては。

5カ月の男の子のママ

 「私も夫も花粉症なので、子どもの発症が心配。花粉の飛散が多い日は、なるべく園を休んだりして外出させないほうがいいのかしら……」

先輩ママからのアドバイス
 症状が出ていないうちから過剰に警戒する必要は無いと思いますよ。ただし、花粉の飛散が多い日は洗濯ものを部屋干しにすることをお勧めします。それだけでも全然違いますよ。花粉症はどんなに小さな子でもなる可能性があることを知っておいて、症状が出たら慌てずに、受診すればいいと思います。

7カ月の女の子のママ

 「風邪と花粉症の見極めって難しいですよね」

先輩ママからのアドバイス
 わが家は夫と私が花粉症で、3人の子ども達も全員、花粉症です。春先になって症状が出始めたかなと思ったら、抗ヒスタミン薬の内服と点眼薬で症状をコントロールしています。発症は1歳のころで、「透明の鼻水」「目をかゆがる」「くしゃみ」症状で受診しました。受診の際には「いつからどんな症状が出ているか」「いつもと違うところ」を正確に医師に伝えることが、診断材料になると思います。

9カ月の男の子のママ

 「とはいえ、自分が花粉症ではないので、子どもが発症しても気づいてあげられないかも……。仕事が始まると、一日中は観察できないので心配です」

先輩ママからのアドバイス
 風邪との区別として、「目のかゆみ」が一つのサインになるかもしれません。自分で区別する必要は無いと思いますので、そんなときは医師に相談してみてください。

5カ月の男の子のママ

 「鼻がかめない小さい子の場合、どうしたらいい?」

先輩ママからのアドバイス
 鼻づまりが悪化すると中耳炎になりやすいので、小さいうちは特に鼻水のコントロールが大切だと思います。私は、子どもが小さいころはよく口で吸ってあげていましたが、市販の吸引器を使ってもいいと思います。鼻がつまって寝苦しそうなときは、枕を少し高くしてあげるとラクになることがありました。私はよく腕枕をしてあげていましたよ。

8歳・4歳の姉妹のママ

 「家にいるときはどんなケアをしていましたか?」

先輩ママからのアドバイス
 子どもにマスクや眼鏡をさせるのは限界があると思いますので、わが家では花粉シーズンは特に体調を整えることを心がけています。さらに、私はアロマが好きなので、親子でアロマミストを作ります。作り方は、精製水にアルコール、好みのエッセンシャルオイル(ペパーミントやティートゥリー、ユーカリ、ラベンダーなどが花粉症にはおすすめ)を混ぜるだけ。「これをスプレーすると鼻がラクになるよ」と言ってスプレーしています。鼻をかみ過ぎて鼻の下がヒリヒリしてしまったときは、ミツロウにエッセンシャルオイルを混ぜた手作りクリームが役立っています。花粉から逃げることは難しいので、あまり神経質にならず、子どものストレスを軽減してあげることを心がけています。

(ライター/中島夕子 写真[P4]/吉澤咲子)

「日経DUAL」の共働きノウハウをもっと知りたい人は……

共働きファミリーの仕事と子育て 両立バイブル

『共働きファミリーの仕事と子育て 両立バイブル』
(日経DUAL編/日経BP社)1200円(税別) 電子書籍も出版しました
仕事も育児も…頑張るママとパパのために、共働き子育てライフを楽しみ、課題を乗り越えるための知恵をぎゅっと詰め込んだ、共働きファミリーのノウハウ決定版です!
●日経BP書店で買う人はこちら
●Amazonで買う人はこちら
●日経ストア(電子書籍)で買う人はこちら