上位の受験生の動きに対応して、ほかの児童も受験校を変えた

 「桜蔭と女子学院を併願するには自信がない。そんな学力層に人気が集中したのが、2月1日の鴎友学園女子(受験者数:2014年=444人→2015年=573人)とカリタス女子(受験者数:2014年=104人→2015年=302人)、2月3日の東洋英和女学院(受験者数:2014年=151人→2015年=267人)です。また、本来、女子学院を志望していたけれど、桜蔭レベルの子を相手ではやや厳しいと判断し、受験校を再検討して増えたのがフェリス女学院(受験者数:2014年=385人→2015年=429人)です。このように、女子学院の入試が2日に移行したことによって、女子上位校の受験者数に大きな変化が見られました

 さて、女子校の受験の様相は大きく揺れ動きましたが、男子校の動向はどうだったのでしょう?