今年4月に本格施行予定の「子ども・子育て支援新制度」。「みんなが子育てしやすい国へ」とキャッチフレーズを掲げ、男女共に仕事と子育てを両立できる社会を目指した動きが活発化しています。
 DUAL読者にとっても、人ごとではない少子化対策。内閣府による「新たな少子化社会対策大綱策定のための検討会」構成員でもある日経DUAL羽生祥子編集長が、同検討会でご一緒したみなさんに本音インタビューを敢行します。

 第2回は、「婚活」という言葉の生みの親でもあり、未婚・晩婚、少子化、女性活用、女性のライフスタイルやキャリア、ワークライフバランス、男女共同参画などをテーマに活躍している少子化ジャーナリスト・白河桃子さんの後編をお届けします。女性にとって「結婚したいと思える人が見つからない」状況を、どのように打破していけばよいのか、また、DUAL読者にできることは何かを考えます。

キャリアを確立して出産か、出産してキャリアを積むか

白河 仕事と家庭とを両立しようとしたとき、それが可能になるサポーティヴな男性が存在するのかと疑問に思っている女子学生や20代の女性は多いと思います。だからこそ、DUAL読者のみなさんのように、男性を育てていかなければならない。

―― その通りですね(笑)。どんな人と結婚すればいいのかを真剣に考えているからこそ、なかなか踏み切れないという現状があるのでしょうね。理想の男性は見当たらないし、相手の仕事が不安定なら、やはり結婚は難しいと思うのも分かります。結婚に二の足を踏んでいる新卒や社会人の女性達に、どんなことをアドバイスされますか?

白河 昔は男性の社会通念として「結婚してこそ一人前だ」というような社会のプレッシャーが大きく、若いうちに結婚していたんだと思います。けれど今はそういうプレッシャーがありません。
 この少子化時代、鍵は女性だと思っています。結婚相手を選ぶのも、結婚する時期を選ぶのも女性ですからね。

次ページから読める内容

  • 年齢と仕事の山を、企業も個人も決めつけないでほしい
  • 結婚にファンタジーはいらない
  • 産んで働くことはイレギュラーではない
  • 地方の婚活、女性に求められる働き方の現実
  • 多様性を認め合える職場や社会を目指して何が必要か

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