「第一希望園のクラス定員も待ち番号も知らない」人が約16%

 「第一希望園のクラス定員と、あなたの待ち番号は知っていましたか?」という設問に対しては、「クラス定員だけ知っていた」と答えた人が約7割。2番目に多かったのが「クラス定員も待ち番号も知らなかった」でした。保活に詳しい「ここるく」の山下真実さんは「保活の戦略を立てるためにも、少なくともクラス定員は調べておいたほうがいいでしょう」とアドバイスしています。自治体によっては聞けば自分の待機番号を教えてもらえるところもあります。より入りやすい園に希望を変えたり、僅差でポイント上位争いをしている場合であれば一度、認可外保育所に通わせてポイントを上げてから、認可園に再チャレンジするなどの工夫をしたりすることも可能です。

認可園に落ちた子どもの約65%が認証園や認可外園に入園

 「認可保育園に入れないことが分かったとき、どのように対応しましたか?」と尋ねたところ、約4割が「認証保育所に入れた」と答え、続く約3割が「認可外保育園に入れた」と回答しました。続いて「職場復帰の時期を先送りした」という回答が1割強を占めています。「その他」の自由記述欄には、「仕事をセーブして、希望園の一時保育を利用した」「実家の近くに引っ越して、実家に預けた」などの対応策がありました。