学びと遊びを同時に楽しめる英国の施設

4日目 コッツウォルド・ファーム・パークで羊の勉強
 わが家のお気に入りスポット、コッツウォルド・ファーム・パークへ。希少な家畜を飼育して絶滅を食い止める活動を、ファミリー向けに教育的、かつ楽しく公開している牧場だ。飼育員のお姉さんが希少種の羊を並べて分かり易く解説してくれる「羊ショー」などもあり、何度も通えば家畜博士になれるかも。遊具も満載で一日遊べる。

コッツウォルド・ファーム・パークの「羊ショー」。干し草ブロックで作った観覧席が素朴で楽しい
コッツウォルド・ファーム・パークの「羊ショー」。干し草ブロックで作った観覧席が素朴で楽しい

※ポイント 持っていくと安心・便利なグッズ
子どもがまだ乳児なら紙おむつ。もちろん現地のスーパーでも売っているが、微妙に仕様が違う。シリコンスチーマーと白米があると宿の電子レンジで手軽にご飯が炊けるので便利。しょうゆ等の調味料もミニ容器に移し替えてスーツケースに入れておけば、和食が恋しくなった時に安心だ。小さ目のランチボックスをバッグに入れておくと、おかずを外出時に持参したりするのに便利。また宿のオーナーなど、地元の人たちと仲良くなった時のために日持ちのする和菓子や米菓を用意しておくと、コミュニケーションが円滑になることも。

5日目 スードリー城で英国の歴史を体感
 16世紀のイングランド王、ヘンリー8世の6番目の妻キャサリン・パー。彼女が王の死後に住んだスードリー城へ。見学コースにはキャサリンの書いたラブレターやヘンリー8世の時祷書など、歴史上の人物の遺品があちこちに展示され、英国の歴史がぐっと身近に。敷地内には子供が遊べる特設の城も。

スードリー城は17世紀の内戦時、国王チャールズ一世が逃げ込んだ城でもある。王党派の敗北により、城はその後200年間廃墟と化していた
スードリー城は17世紀の内戦時、国王チャールズ一世が逃げ込んだ城でもある。王党派の敗北により、城はその後200年間廃墟と化していた

子どもたちのために現在のオーナーが林の中に建てた城。子どもたちにはうってつけの秘密基地
子どもたちのために現在のオーナーが林の中に建てた城。子どもたちにはうってつけの秘密基地