ポイント2:集中できる環境作り

 白く明るいあかりは集中できるという感想も、多くあげられました。藤浪さんはフルタイムで働いているため「家族みんなが帰宅するのが午後8時すぎ。そこから宿題のチェックをして9時までにお風呂、9時半にはもう絶対寝る!みたいな“勝負の1時間”。子どもは学童でできる宿題をしてきますが、音読や親の確認は家。帰宅してから白いあかりの下で、集中して宿題チェックするようになりました」。

 家に1個もLED電球がなかった内田さんにとって、白色の明るさは「衝撃的でした」。子どもは小学校入学前なので勉強はまだですが、「ダイニングで自分の試験勉強をしたところ、集中してはかどった気がします。文字が見やすいのでどんどん進むんですね。パソコン作業もそこでやると文字が見やすくスッと頭に入って。集中して作業できました」。

内田貴子さん 子どもは5歳の女の子と2歳の男の子。ダイニングでお絵描き、ひらがなの練習から食事まで行うため「切り替えられる照明は使い勝手が良さそう」と感じて応募。子どもたちも、スイッチをパチッと切り替えるのが楽しみになったようだとのこと
内田貴子さん 子どもは5歳の女の子と2歳の男の子。ダイニングでお絵描き、ひらがなの練習から食事まで行うため「切り替えられる照明は使い勝手が良さそう」と感じて応募。子どもたちも、スイッチをパチッと切り替えるのが楽しみになったようだとのこと

 柴田さんの小学生の娘さんは、勉強だけでなく手芸や遊びもこの白色がお気に入り。「夏にカナダに行って、海外の子どもの間で流行していたゴムでアクセサリーを作る遊びが大好きになったのですが、白色だと明るくて細かい作業もよく見えます。アイロンビーズなんかも、集中してもっと作りたくなっちゃうみたいですね」。

 藤浪さんも「私の感覚でも、ミシンを使うときに、糸が通りやすいと思いました」というように、工作や手芸、家計簿つけや文字を書くといった、集中が必要な細かい作業にも適しているようです。