ぜんそく治療ガイドラインの普及と、薬剤の進歩で、入院するような重いぜんそく患者は減り、ぜんそく患者の75%が軽症と言われています。しかし、症状がなくても気道に炎症は残っているため、「吸入ステロイド(気道炎症を抑える)」と「ロイコトリエン受容体拮抗薬」(気道収縮や炎症を引き起こすアレルギー反応を抑える)といった抗炎症薬で長期管理をする必要があります。
 園や学校で発作が起きないよう、入園・入学前に確認しておきたいこと、ぜんそくの管理術を、自身もぜんそくのお子さんをお持ちの、東京慈恵会医科大学附属第三病院小児科の勝沼俊雄医師にお聞きしました。

 入園・入学を前に、現在の薬で十分にぜんそくがコントロールできているか、見直してみましょう。以下のような症状がたびたび出る場合は、ぜんそくがコントロールできていないサインなので、主治医に相談してみてください。

 このような場合は、ぜんそくの重症度をもう一度見直す必要があり、見直した重症度に応じた強さの薬での長期管理が必要になります。

次ページから読める内容

  • 動物の世話、掃除、持久走など園や学校生活の注意点。周囲の理解も必要
  • 重症患者の半分以上は学校生活が困難に。周囲の無関心・無理解も拍車をかけている
  • 最新対処法、あやしいときだけステロイドを吸入する「間欠吸入」の効果に期待!
  • 一部の空気清浄機にはぜんそく改善効果が! 加湿器は使い過ぎると逆効果
  • 週に1度、パパとママで協力して布団の掃除機がけをしましょう
  • 夜中に子どもが発作! 初期対応と同時に仕事のリスクマネジメントを

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