さて、本当に僕達はマイノリティ-なのでしょうか?
数字で見てみましょう。昨年12月に総務省統計局から発表された人口推計によると、日本の総人口は1億2707万人。このうち、一番多い年代の人数はどれくらいだと思いますか?
恐らく、多くの人がいわゆる団塊世代を含む60代だと予想するのではないかと思います。実際の数はといえば1812万人。10代の数が1169万人、20代は1286万人ですからやはり60代は多数派と言えます(ちなみに、70代以降は1422万人、796万人と減少していきます)。
しかし、30代は少数派かといえば決してそうではありません。その数、堂々の1606万人。40代に至っては1845万人と、60代を抜いてトップ。50代は1545万人ですから、30代は50代よりも多数派なのです! 意外かもしれませんが、それが事実なんです。
では、なぜ僕達30代が“少数派扱い”されてしまうのかというと、それは投票に行く人が少ないから。数で勝っても、率で負ける。結果、政治家から軽視されてしまう。
だから、僕は強く言いたいです。30代のDUAL世代よ、投票に行こう!と。
次の選挙は、ベビーカーを引いて、子どもの手を引いて、投票所に行きましょう。一票を投じて政治家を選ぶ、という行為を子どもに見せることは、大事な市民教育にもなると思います。