認定NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹です。
2004年春に全国初の訪問型・共済型の病児保育サービスを立ち上げ、今年で11年になろうとしています。これまで一貫して、「子育てか仕事かの二者択一ではなく、両立が当たり前の社会を目指したい」という思いで走り続けてきました。
その間、自治体や国に対する提言も続け、この春からスタートする「子ども・子育て支援新制度」の制度設計のプロセスにもディープに関わらせていただきました。
僕自身は、1979年生まれの35歳。公務員として働く妻と共に、4歳の娘と2歳の息子を育てる日々奮闘中のバリバリのDUAL世代、“デュアラー”です。
この連載では、保育園問題、夫婦間の家事・育児分担、教育、お金の使い方など、DUAL世代が主体となって希望を持てる社会をつくっていくために僕が大事だと考えるアクションや意識の持ち方について、お話ししていきたいと思います。