ファイナンシャル・プランナー(FP)の花輪陽子さんが、一児の母として実際に体験した妊娠・子育てとお金のやりくりについて伝えるこの連載、今回は子どもが2人に増えたときの将来収支を試算してみます。子どもが増えると、家計が長期的な赤字状態になり、老後資金がガクッと減る可能性が高まるため、事前の準備が必要なのです。

 ファイナンシャル・プランナー(FP)の花輪陽子です。「お金の心配が無ければ2人目が欲しいのだけど……」と、家族計画を考える際にお金の問題がネックになって第2子以降の出産をためらうカップルも多いものです。今回は、第2子の出産で家族のお金がどう変わるかを一緒に考えていきましょう。

将来の収支を予測することで不安を軽減

 住宅や自動車の購入と並んで、家族計画は大きなお金が動くライフイベント。そのときにかかるお金を試算するのに便利なツールとして、キャッシュフロー・シミュレーションがあります。家族の年齢や世帯での収入・支出を年単位で記入して、将来の収支や資産推移を見通すことができます。

 あらかじめ将来の収支を予測しておくことで、「子どもの教育にお金をかけ過ぎて夫婦の老後資金が足りない」という家計破綻を回避できます。また、将来必要なお金を可視化することにより、経済面の漠然とした不安を軽減させる効果もあります

次ページから読める内容

  • 子ども1人だと数千万円たまるが……
  • 生活費を削減すれば、資産は大幅アップ

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