子どもがもっと小さな時にほしかった

――現在のお掃除の仕方について教えてください。

 食卓の下はハンディ掃除機でささっっと毎日かけ、家全体は、仕事が休みの土日にサイクロン式の掃除機でざっとかけています。

「ダイニングテーブルの椅子や机の脚の間は物理的に通り抜けることができなかったので、自分でどけて使用していました」(小柳さん)
「ダイニングテーブルの椅子や机の脚の間は物理的に通り抜けることができなかったので、自分でどけて使用していました」(小柳さん)

――今回、ロボット掃除機をどのように使用されましたか?

 休日、自宅にいるときと、平日は仕事に行く前にスイッチを押して使っていました。

――困ったことはありましたか?

 目の前のごみを通り過ぎてしまったり、和室とリビングのお部屋の間に3cm程の段差があるのですが、そこが越えられなかったのは残念でした。

 あとは、お手入れが少し面倒に感じてしまいました。サイクロン掃除機でごみがワンタッチでぽこっと出るのに慣れていたので、ごみを出すときに小さなブラシでかき出さなくてはいけないのが、少し手間に感じてしまいました。

――よかった点は?

 うちはもう大きくなってしまったんですけど、子どもが小さいときにあればもっと活用できたかな、と思いましたね。子どもが0歳や1歳の小さいときは、掃除機をかけると怖がったり、だっこをしていないと泣いてしまったりしていたんです。そんなときにルンバがあれば、出かけている間に掃除をしてくれてたんじゃないか。

――今回、掃除をロボット掃除機にアウトソーシングしてみてどう思いましたか?

 吸引力は問題なく、音や家具にぶつかる衝撃もそれほど気になりませんでした。ただ、私の場合は、そばにいて見ていると無駄な動きが気になってしまって。ロボット掃除機を取り入れるなら、現在の生活スタイルや気になるポイントとうまく折り合いやバランスがつけられるかを考えてみるとよいかなと思います。

「こたつの下敷きも、サポートしながら使用していました」(小柳さん)
「こたつの下敷きも、サポートしながら使用していました」(小柳さん)

 最後にお話を伺ったのは、小学1年生、4年生のお子さんのいるご家庭です。

プロフィール
山本洋子さん(仮名)
夫婦共働き。夫、小学1年生、4年生の息子との4人暮らし。
使用したロボット掃除機:ルンバ621