さまざまな商品やサービスを実際に体験してみる連載「お試し隊」。初めての子どもを昨年8月に出産したライターの平山ゆりのさんが、ビギナーママ向けの家事代行サービスを体験しています。前回(「家事代行サービス初体験。そのスピードにびっくり!」)、初めて家事代行サービスを経験した平山さんですが、回を重ねていくうちに実感したこととは?

しまった、サービス当日に寝坊!

 1週間後、サービス2回目当日。

 買い足しておくと約束した道具をそろえる準備はしていたものの、いつもより1時間も寝坊! メリーさんがきた9時半にはまだ夫婦で朝食中でした。「生活が丸出しだ!」と焦る私に対して、メリーさんは全く動じず。「今日もお風呂からやりますね~」と始まりました。

 メリーさんと初対面の夫に、他人が家事をすることに抵抗はあるかと聞いてみたら、「全くないよ。部屋がキレイになっていいじゃん!」と喜んでいました。夫も好感触なのはいい感じ。ただ気になったのは、「芸能人とか、お金持ちがやるやつでしょ?」との言葉。家事代行の認識、夫にはまだまだそんなものみたいです。

 さて。そうじレポートに戻りまして。

 今回は、お風呂、トイレ、ほこりとり、そうじ機かけ、ふきそうじは同じようにやってもらい、キッチンの代わりに、リビングの窓をふいてもらうことにしました。

 窓ガラスのそうじ。自分でやると、ふいたことで逆に汚れが広がったり、ふき跡が残ったり、なかなかキレイにできないんです。それが!! メリーさんの手にかかれば、透明になりすぎて窓がないように見えるくらいピカピカになったんです(言いすぎじゃなく!)。私と同じ、市販の道具と洗剤で。ちょっと感動的でした。

 そうじ方法を聞くと、

① (たばこなどを吸わない家庭では)内側(部屋側のガラス)はさほど汚れていない。水ぶきだけでOK。
② 外側は、バケツの水に中性洗剤(床用クリーナーを使用)を入れ、その液をひたひたにした状態のぞうきんで、洗い流すようにふく。
③ 水浸しになった状態を、硬く絞ったぞうきんでふきとる。
④ ガラス用クリーナーを乾いたぞうきんに沁み込ませ、磨く。

 この4ステップだそう。

 そうじ機かけや拭きそうじは、「前回は時間が足らずにできなかったから」と、寝室のベッドの下にある収納ケースを動かしたり、リビングにある子ども用プレイマットを持ち上げたり、より細部までやってくれました。この日は子どもがよく眠っていたので、「そうじ機かけて大丈夫ですか?」といった心遣いもありました。