道具や洗剤類はすべて“わが家”のもので

 お掃除サービスをスタートする前に行われるのは、ダスキンさんによる「ヒアリング」。地域を担当する現場マネジャーだという女性が自宅にやってきて、「家事おてつだいサービス」の内容を詳しく説明してくれます。そして、普段の掃除方法、自宅の掃除用具の収納場所、2時間でどこを重点的にやってほしいか、などを聞かれます。打ち合わせ時間は、ぴったり1時間。話した内容は、実際にサービスをしてくれる担当者に引き継がれます。

「ビギナーママ応援プラン(家事おてつだいサービス)」内容のポイント
 ●1回2時間制。
 ●家事経験豊富なスタッフ1人が、家事全般を幅広く手伝ってくれる。
 ※掃除代行サービスを行う“お掃除のプロ”スタッフとは別。
 ●掃除や洗濯など“家の中をキレイにする作業”はやってくれるが、食事作り、赤ちゃんのお世話、同居人の介護などはしない。
 ●換気扇や冷暖房器具など、特殊な場所の掃除はサービス外。
 ●掃除道具は各家庭のものを使い、家庭のやり方をする。
 ※スタッフは掃除道具を持参しない。
 ●料金は1回8640円(定期利用の場合)。

 最大のポイントは、家事に必要な道具や洗剤類はすべて自分の家のものを使う点。作業服に身を包んだ掃除のプロ集団が、プロの掃除道具でやってくれるわけではありません。ここは勘違いしがちですが、あくまでも、家事代行。家事に熟練したお母さんのようなスタッフが、各家庭で日常的に行われている家事を、“各家庭のやり方で”代わりにやってくれるというわけです。

 例えば、お風呂掃除のスポンジを食器洗いのスポンジでしている家庭だったら、そのまま食器洗いのスポンジでお風呂を洗うそうですよ。