道具や洗剤類はすべて“わが家”のもので
お掃除サービスをスタートする前に行われるのは、ダスキンさんによる「ヒアリング」。地域を担当する現場マネジャーだという女性が自宅にやってきて、「家事おてつだいサービス」の内容を詳しく説明してくれます。そして、普段の掃除方法、自宅の掃除用具の収納場所、2時間でどこを重点的にやってほしいか、などを聞かれます。打ち合わせ時間は、ぴったり1時間。話した内容は、実際にサービスをしてくれる担当者に引き継がれます。
最大のポイントは、家事に必要な道具や洗剤類はすべて自分の家のものを使う点。作業服に身を包んだ掃除のプロ集団が、プロの掃除道具でやってくれるわけではありません。ここは勘違いしがちですが、あくまでも、家事代行。家事に熟練したお母さんのようなスタッフが、各家庭で日常的に行われている家事を、“各家庭のやり方で”代わりにやってくれるというわけです。
例えば、お風呂掃除のスポンジを食器洗いのスポンジでしている家庭だったら、そのまま食器洗いのスポンジでお風呂を洗うそうですよ。