明けましておめでとうございます。ジャーナリストの治部れんげです。本連載ではこれまで若手の働くママ&パパに知ってほしい社会的テーマを取り上げてきました。本年もどうぞよろしくお願いします! 

 友人から届いた年賀状に、うれしいメッセージが書かれていました。

 「DUAL連載、読んでます。“40代”だけど、私も怒ってます!」

 この連載を始めてから、いろんな方から、同様の感想を頂きました。大丈夫です。私も昨年6月に40歳になりましたから(笑)。「怒り」に年齢は関係ありません。

 そもそもなぜ私が「怒り」をテーマにしているかは、連載初回の記事「ハッピーなはずの共働き子育て世代が怒るべき理由」に詳しく書いています。今、改めておさらいしますと、働く親が直面する様々な困難を根っこから解決するためには「自分が一人で頑張る」だけでなく「おかしいことはおかしいと言う」「しかるべきところへ出て怒る」ことが必要だと思うから、です。

 そんなわけで、働きながらの子育てに、モヤモヤや怒りを抱えている方には、20代も40代も50代も60代も、もちろん10代の方にも読んでいただきたいです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 子育てしながら書いたり話したり……といった仕事をしていたら、2015年の自分のテーマがはっきり見えてきました。それは「先輩世代のフェミニストと子育て世代をつなぐ」ということです。20代、30代の皆さんには、フェミニズムがつくってきたものを知ってほしい、フェミニストを怖がらないでほしい、と思うのです。

フェミニストは怖くない 彼女達から学べるものは多い

 「フェミニスト」というと、皆さん、どんなイメージをお持ちでしょうか。テレビのバラエティー番組に出ている、あの女性の大学教授? 怖そう、怒られそう……そんな感じでしょうか。もしかしたら「フェミニストって何?」という方もいるかもしれません。

 そんな方にお薦めしたいドキュメンタリー映画があります。『何を怖れる フェミニズムを生きた女たち』。1970年代の女性解放運動(ウーマン・リブ)を担った、当時20~30代の女性達を描いたものです。

次ページから読める内容

  • 女性に対する職場の理不尽が「当たり前」だった時代
  • 今、共働き世帯が抱える問題の多くは、“あなた個人”の問題ではない
  • 日々感じるモヤモヤや怒りを「個人的なこと」に留めないで