子育てとの両立が効率につながった

(単一回答)
(単一回答)

Q 子育てする以前と今では、自分の生産性についてどのような変化があったと感じますか?
1位 子どもができる前より生産性が高まった 66%
2位 子どもができる前後で生産性は変わらない 22.3%
3位 子どもができる前の方が生産性が高かった 7.7%

※単一回答

 アンケートに回答した3人に2人が「子どもができる前より生産性が高まった」と答えています。その理由として、「授乳やおむつ交換など、子どものお世話と家事だけでも時間が足りないという状況を経験し、優先順位や効率的なやり方を模索できたから」(32歳女性・公務員)や「定時前に上がらなければならないため、集中力が増した」(30歳女性・正社員)と答える人もいました。

 生産性を高めて、長時間労働を減らす。子育てが終わった後も、この経験は役立つはずです。社外での時間が長くなれば、社内では得られない知識や技術を得る可能性も増えるでしょう。仕事と子育てを両立する人たちが増えることは、長年、日本の問題であり続けた「長時間労働」を解決し、日本をさらに成長させる重要な機会なのかもしれません。

アンケートは2014年11月20日~12月8日の間、日経DUALの読者(男女)を対象に、インターネットで実施。回答者は1560人。平均年齢37.0歳。正社員82.7%、公務員4.8%、契約社員4.0%、パート・アルバイト3.8%、フリーランス1.3%、経営者0.6%。実査にあたり日経BPコンサルティングの協力を得た。

(文/オフィスマイカ・井上真花 日経DUAL編集部・大谷真幸)

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