レンジフードは奥の「オイルパック油受け皿」も要チェック
さていよいよ、年末大掃除のメインイベントともいえるキッチンのレンジフードに挑戦しよう。整流板やフィルター(グリスフィルター)を外し、中性洗剤で汚れを拭き取る。汚れがひどい場合は中性洗剤を溶かしたぬるま湯をバケツなどに張り、その中に浸してからタワシなどでこする。タワシは金属製のものはNGだ。
フィルターを外すと、本体部分であるシロッコファンのお出ましだ。シロッコファンを外すときは、固定ネジは通常とは逆回しになるので、必ず「ゆるむ」の方向に回すこと。本体はフィルターと同様、中性洗剤に浸けおきした後タワシでこすり洗いする。
「レンジフードは奥の『オイルパック油受け皿』部分に油が溜まっているので、中性洗剤を浸した布なので拭き取ってください」(河治さん)
トイレの便座や浴槽のエプロンは外して掃除
トイレや浴室の掃除は、ガンコな水アカ以外は中性洗剤とスポンジで十分だ。ただ、表から見えない隠れた部分も、年に1度はキレイにしたい。
例えばトイレの便座は外せるので、ズラしてホコリや汚れをとろう。その際、電源は必ず切り、水道を止めておかないと故障の原因になる。
「浴槽の立ち上がり部分のエプロンも取り外すことができます。ただ、外し方やはめ方にコツがいるので、外した後で『はめられなくなった』ということにならないよう、説明書などをよく見てから作業してください」(河治さん)