幸せな専業主婦の母親を見て育ってきた、今の20代

 20代の彼女達の母親は専業主婦が当たり前の世代。専業主婦として家庭を守り、家で子育てをし、とても幸せだったのです。そんな母親の姿を見ているから自分も、と考えるのは普通ですよね。それに高卒ですと半分以上の子が正規就職できていない。必ずしも自分じゃなくてもできる不安定な仕事をしながら、早くお嫁に行って、家で子育てしたいなって思っても不思議ではないですよね。やっぱり労働環境って重要だと思います。でも、専業主婦で一生やっていけたのは彼女達の母親世代が最後だと思います。

今の20代の母親世代は多くが専業主婦。家庭を守り、子育てをするのが幸せだった
今の20代の母親世代は多くが専業主婦。家庭を守り、子育てをするのが幸せだった

お気楽と思われがちな専業主婦業の陰にリスクが潜む

 昔は誰もがなれた専業主婦ですが、今は専業主婦はなりたくてもなれない、高根の花です。一部の恵まれた人だけの特権なのです。今は専業主婦を続けることにこそ、特別な才能が必要な時代と言えます。分不相応なぜいたくは望まない、夫の親との同居を受け入れる、そして何よりも24時間家族のために自分の時間財を提供することができる専業主婦達。彼女達は一見優雅で楽そうに見えるかもしれませんが、実は大変なリスクも負っているのです。

 夫に家計を依存している以上、夫の会社の倒産や給与ダウン、離婚、死別による母子家庭といった状況になったら、一気に貧困層に転じるという危機が隣り合わせです。実際にそのような状況になったら貯金を切り崩すしかない人もいます。働かなくてはと思っても急に働くのはなかなか難しいですから。専業主婦なら一生安泰という時代は終わったのです。

晩婚、永久婚活・・・。専業主婦願望のツケ

 若い子達には「自分を一生養ってくれるような男性を求め続ける限り、なかなか結婚相手には巡り合えないよ」と言っています。今や彼女達の父親のような「養える男性」の数は、求めている女性の数より確実に少ないのですから。若い女性の未婚が進めば、ますます少子化が深刻化するでしょう。

――では、反対に独身男性側は奥さんになる女性にどのようなことを期待しているのでしょうか?