妊娠中に入院になったり、安静にしていないといけなかったり、精神的にも不安定になったりで、それはもう大変。そんななか、3歳の子どもがいる共働きの先輩ママからこんなアドバイスを頂いたんです。「つわりや産後の不調で、妻が変わってしまった、これが妻の本性なんかと引いてしまう男性もいるけど、それは違う。誰のせいでもない。ホルモンバランスが乱れているだけ。それだけ、子どもを産み育てるということは大変なことなの。だから、絶対見誤らないで、そばにいて支えてあげて」と。
なるほど~と当時の僕は目からウロコでしたね。それからは、とにかく僕なりに必死でヨメを支えていきたいと思いました。
母になり進化が早いヨメと追いかける僕
以前、脳科学の先生から聞いたことがあるんですが、女性は妊娠するとすぐ母親の脳に変わるらしいですね。どうやら生物学的に変化を遂げてしまうらしい。
だけど、男性の脳は基本的には変わらず、3歳児のままらしいんですって。食べたいときに食べ、飲みたいときに飲み、寝たいときに寝る。って、本能むき出しかい!?
ともかく、男性は基本的に脳も行動パターンも変わらないので、いつまでも子どものようにわがまま言ったり、世話が焼けるというのもうなずけます。そして女性だけが母親として進化していく。ホンマに母ってすごいわぁと感じさせられることばかり。
つるんつるんの赤ちゃんの肌と(昔から生えていた)僕のすね毛を比較して眉をひそめたヨメの顔に気づいたときも(笑)、そんな脳科学の先生の言葉をハタと思い出し、「母になってヨメは強なったなぁ」と納得でした。
進化して強くなるヨメの隣で伴走できるよう、僕も父親として進化し続けていきたいと思っています。
ヨメへの寂しさからボウリングにハマり、今やプロ級
さて、僕の止めどない愛の言葉を打ち返す時間が減ったヨメが(昔のように)相手にしてくれない少しの寂しさからボウリングにのめり込みまして(笑)。
家から自転車で15分ぐらいのところにボウリング場があるんですけど、やり出したら面白くてですね。ボウリングの魅力にすっかりハマり、悲しいかな、プロ級の腕前になってしまいました(笑)。
今やスコアは常時200以上をたたき出しております。そんなわけでマイボールを10個も取りそろえる熱の入れよう……。
自宅にあるマイボウル達。よく出張に行く地方のボウリング場にもいくつか預けている。今のところ全部合わせて10個
出張に行くときも、事前にマイボールを宿泊先に宅急便で送り、ご当地ボウリング。僕、全国の出張先にボウリング仲間がいますからね(笑)。