今、着られないものを20年持ち続ける覚悟はありますか?

 「またはやるかもしれないから…」という理由づけも、成り立たないと考えましょう。ファッションの流行は7~8年周期と言われていて、それも微妙に型を変えて生まれ変わるもの。同じアイテムがはやっても、1周期前のものが通用することはまずなく、もし合致するとしても20年は待つ必要があるかも…。ということで、「2度目の流行を待つ」のは無駄に終わる可能性大。それなら、潔く処分して、新しいアイテムを迎え入れるほうが、気分も新しく入れ替わるはずです♪

 「処分」といっても、リサイクルショップに売ったり、似合いそうな方に譲ったり、寄付したりと、「捨てる」以外の方法もありますから、ご自分で負担を感じない方法を選ぶといいですね。

 迷ったときには、「実際に着てみる」のがお薦め! 服だけ見ていると「まだ着られそう」と淡い期待を持つこともありますが、着てみて鏡を見た瞬間に衝撃を受けることも。それは、決断の後押しになります。逆に、着てみて十分にいけそうだと確信を持てたとしたら、早速日常のワードローブに入れるといいですね♪

 ということで、まずは皆さんの「捨てられない理由」を見直すことから始めてみました。次に、実際にどんなアイテムが”サヨナラ候補”に挙がるのか。具体例を紹介しますね。

 ジャーン! パーソナルスタイリストみなみ佳菜が、サヨナラをおすすめするアイテムトップ3を発表します!

捨ててきたNo.1 古デザインジャケット

 主に、就職活動のときに買ったというセットアップスーツのジャケットである場合が多いです。

 10年前のジャケットでもデザインが今に合っていれば十分着られるのですが…、見てください。この襟元の詰まり感! 当時は違和感なかったはずですよね~。でも、今は襟元が開いたジャケットが主流ですから、どうしても古い印象に。

 サヨナラ候補の筆頭に来る古デザインジャケットですが、捨てるのはちょっと待って! よみがえらせる方法もあるんです。