家族別行動にトライ! 大人のための自由時間も確保できる

 旅行のときはパパ、ママもリラックスして過ごしたいものだが、家族旅行だとどうしても子ども中心の行動になってしまう。クルーズならば、子どもと別行動にして、自分の時間をつくることも簡単だと村田さんは話す。

 「船内には、子どもを年代別に預かってくれる児童館があります。乗船日に登録すれば、プログラムを見て、体験したいときに預けることができます。児童館は子どもが『わぁー』と喜ぶほどかわいい空間なんです」(村田さん)。

 とはいっても預けることにちゅうちょしてしまうパパ・ママもいるだろう。村田さんは自身の体験から「あえて、別々に行動する時間を作ったほうがコミュニケーションがうまくいく」という。

 「親と一緒に行動していると、子どもにとっては日常の延長でしかないんです。でも1~2時間でも離れていると、会ったときに、自分の体験したことを伝えようと試行錯誤しながら、よくしゃべります。また子どもなりに親と離れて体験したことで自信もつくみたいです」(村田さん)。

 離れている時間にママはエステを楽しんだり、パパはゴルフや読書をしたりと自分だけの時間を楽しめる。そして、食事時間に家族が会うと、それぞれに過ごした時間の話が尽きることがなく、思い出が2倍、3倍になっていくのだ。

今日の予定を相談しながらデッキを散歩するのもコミュニケーションになる
今日の予定を相談しながらデッキを散歩するのもコミュニケーションになる

児童館(アドベンチャー・オーシャン)は年齢別にあるので子ども同士ですぐに仲良くなれそうだ
児童館(アドベンチャー・オーシャン)は年齢別にあるので子ども同士ですぐに仲良くなれそうだ