★ハートに矢を突き刺す!

【1:ハートに矢を刺す方法】

上下に割りばしを動かしながら、振り下ろす時に左手ではじく動作を入れて裏返す!
上下に割りばしを動かしながら、振り下ろす時に左手ではじく動作を入れて裏返す!

 いよいよ、ハートに矢を突き刺します。要するに、割り箸をクルっと裏返すだけなのですが、ただ回すだけだとバレてしまいます。そこで、「1、2、3!」とかけ声をかけながら割りばしを上下させましょう。

 実は人間の目というのは、縦の早い動きには弱いのです。さらに、左手で指パッチンのように指をはじく動きも加えると、なおさら惑わされて、裏返したことがわかりにくくなります。

 地面と水平の位置くらいのところから、かけ声をだしながら割り箸を上下に動かして、「3!」と言って振り下ろす瞬間に指をはじくと同時にクルっと裏返すようにするのがポイントです。

 ただ、上下させるときに、あまり高く上げてしまうと裏面が見えてしまうので、水平の位置から下に振り下ろすといった感じにするのがいいと思います。

ハートを射抜いた矢を自然に抜く仕掛けに大盛り上がり

【2:刺さった後の動き】

表と裏が同じであるように見せる動作は忘れずに!
表と裏が同じであるように見せる動作は忘れずに!

 うまくハートに矢が突き刺さるところまでできたら、今度は逆にハートに矢が突き刺さった状態を表にしたまま、「表も裏も同じ絵柄」のときと同じ動きをしましょう。

 再度、ハートに矢が突き刺さった状態でも、表と裏が同じであるというふうに見せるためです。表か裏かの違いはありますが、動きとしては全く同じです。ここをちゃんとやることで、ただ裏返しただけじゃないんだ、と思わせることが重要です。

 この動きができるようになると、うれしくて何回もやってしまう人が多いのですが、あまり多くやると怪しまれてしまいます(笑)。さりげなく、1~2回見せるだけがちょうどいいと思います。

★ハートに刺さった矢を抜く!

【1:抜く前の動き】

手元に引っ張る感じで裏返す!
手元に引っ張る感じで裏返す!

 そして、最後に「今度は、この刺さった矢を抜きましょう!」と言いながら、矢を抜く動きです。もちろん、クルっと裏返せば抜けるのですが、もちろん、そのままではバレてしまいます。そこで、今度は違う動きで抜きます。

 今度は両手で割り箸を握って、見ている人のほうに差し出して、思いっきり手元に引っ張る感じの動きをします。そして、引っ張る瞬間に裏返しましょう。

矢をひっぱって抜いたように見せる動きをしよう!
矢をひっぱって抜いたように見せる動きをしよう!

 うまく矢を抜いた後も、表も裏も同じ絵柄だということを見せる動きをさりげなくやることを忘れないでください。