海外で実現! 自然の中で、わが家流子育て
そして番組のメインゲストには、オーストラリアで永住権を獲得し子育てをしている、女優・正木みや子さんがご来園!
正木さんは、ケアンズ空港から約30キロのところにある「KURANDA」という熱帯雨林のジャングルで、8歳、6歳、4歳の3人の子どもを育てながら、「Centre for Australasian theatre」というカンパニーでアジア人女優として舞台に立っています。
安田:なぜ、オーストラリアに移住したんですか?
正木さん:2011年3.11の震災後、夫婦で話し合いを重ねて……大好きな土地へ思い切って引っ越しました。
庭に、野生のカンガルーやゴアナ(巨大トカゲ)が遊びにくるんですよ。ほとんど裸足で過ごしているので、子どもたちは足の裏が強くなりました(笑)
安田:永住権を取るには、5年くらいかかると言われますが、大変でしたか?
正木さん:永住権がないと、子どもを学校や病院に行かせてあげられないので、必死で最短で取れる方法を模索しました。
私たちは、スポンサーを見つけ、「ディシジョンレディ」という方法を使いました。仕事について1ヶ月半で永住権を申請し、10ヶ月で条件付永住権を獲得できました。
安田:海外の子育てと、日本の子育ての違いって、どんなことを感じますか?
正木さん:上の子は、シュタイナースクールに行かせています。この小学校を見学に行って、ひとめぼれしたんです。プラスチックは使わず、木と柔らかい色の布に囲まれて、子どもたちは裸足で走り回っています。
海外のほうが、「どんなふうに育てたいか?」という選択肢が増えますね。