どんな子も全力で遊べる『asobi基地』とは?

 そもそもasobi基地とはどんな組織なのか。asobi基地東京支部代表の相原里紗さんに、asobi基地と今回のイベントについて伺った。

――asobi基地のテーマや活動内容について教えてください。

 「オトナもコドモも平等な場」をコンセプトとして、都内を中心にさまざまな場所で親子向けのイベントを実施しています。親子が常に新しい経験ができるよう、特定の場を持たずに、毎回内容・場所などを検討し、企画をしています。

 例えば、以下のようなイベントを実施してきました。

●夏フェスで、子どもたちも楽しめる音楽隊を連れて参加
●農園で、野菜の収穫や畑で土にまみれて遊ぶ
●六本木一丁目ヒルズマルシェ内で、国際色豊かな子どもたち同士で遊ぶ、マーケットをツアーする
●離乳食について、保育士、言語聴覚士、調理師などの専門家から実食を交えながら学ぶ
●小学校入学前に、勉強だけではない、文章で自分を表現することを学ぶ

 内容は保育士を中心に企画し、さまざまな団体や人とコラボして実施しています。

――今回のコラボイベントが実現したきっかけについて教えてください。

 8月にホリプロ保育園さんに代表小笠原と東京支部代表相原が出演のご縁を頂き意気投合、ホリプロ保育園のリアルイベント第一弾としてお声がけいただき開催に至りました。出演時の記録はこちら

――今回のイベントの感想は?

 asobi基地が初めての親子が約半数、そしてカメラマンさんを含めた大人が多かったので子どもたちが緊張してしまうかなと思っていたのですが、企画スタートと同時にそんな心配は杞憂に終わりました。カメラマンさんの、カメラを通した子どもたちとの距離も絶妙で、リラックスして参加できていたと思います。

 また、光が丘公園での企画は初めてだったのですが、落ち葉、起伏、木の植生などが子どもたちの好奇心をくすぐるものばかり。それを友だち同士で刺激を受け合いながら楽しむことで、遊びがどんどん広がっていきました。初めてこの公園に来た、という親子も多かったので、都内の魅力的な公園をたくさん探して、今回のような外遊びの企画を開催していきたいなと思います。

 初めて参加してくださった方々にも、外遊び以外にもいろんな企画があるので、これをきっかけにぜひ参加してもらいたいなと思います。

 asobi基地のキャストのみなさんはさすが保育士、子どもたちと一緒に遊びながらも俯瞰的に目を配っているのが印象的だった。どの子にもまんべんなく声を掛けて遊びのきっかけを作り、どんな小さなことでも“できたこと”を見つけてほめてあげる。親たちはしばし親ではなく、子どもの友だちになったかのように一緒に走り、笑っていた。

 asobi基地は毎週末、都内のどこかしらで開催されている。興味を持った方はぜひ下記をチェックしてみてほしい。私も今度は自分の子どもを連れて参加したいと思った。

記事関連URL
●asobi基地 http://asobikichi.jp/
「オトナもコドモも平等な場」がコンセプトの子育て支援コミュニティー。都内を中心に、ほぼ毎週末、今回のような遊びや学びのイベントを開催している。参加費、時間帯は企画ごとに異なる。
詳細はhttp://asobikichi.jp/event/ にて。
●Google+ホリプロ保育園 https://plus.google.com/+ホリプロ保育園
●Google+「ホリプロ保育園×asobi基地キッズフォトイベント」のイベントページhttps://plus.google.com/events/clpvonkn38897v0b9cp0jtinc5o

(文/福村 美由紀 写真/菊池くらげ)