育休2年目も保活全滅、どこの保育園にも入れない。いったい誰に向かえばいいか分からない怒りと混乱を感じて、途方に暮れていた私達夫婦。とはいえ、悩んでいるだけでは事が前に進みません。保育園に入れられないのなら仕方ない。やむなく延長された3年目の育休時間を活かせるように、今の自分にしかできないことをしようと頭を切り替えました。
子どもと一緒に過ごすことはもちろん、職場復帰に備えての勉強時間を確保するようにしました。例えば、財務に関する書籍を読み、経営を別の視点から見られるようにするなど。資格取得までには至りませんでしたが、いつ仕事に戻っても大丈夫なようにモチベーションを保っていたのです。
保育園入園から、「幼稚園・3歳入園」へと進路変更
そして夫と話し合い、3年目の計画を練り始めました。まず話したのは、保育園入園を目指して3回目のトライをするが、相変わらず入園できる可能性は低いということ。その時点でママ友から、次年度も引き続き保育園の定員は厳しいらしいという情報を聞いていました。保育園へのアプローチは継続しつつ、幼稚園に進路変更もできるように準備をしておこうということになり、情報収集を開始しました。
区立幼稚園は4歳からであればある程度の定員の枠があるのですが、年少クラスの枠は限られていることが分かってきました。私立はといえば、自宅から通える幼稚園には全て「お受験」がありました。試験は2歳時の11月。もし受験するなら、すぐにでも準備を始めなければ間に合わなくなると聞き、慌てました。