子どもが病気!親ができることは「観察・記録・伝達」の3つ
今回は「観察・記録・伝達」のうち、「観察と記録」について詳しくお伝えしますね。
これは「こどもからだメモ」といって、『知ろう小児医療 守ろう子ども達の会』のHPからダウンロードできます。
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会員のパパ&ママさん達の“厳しい”意見を取り入れて、少しずつ親が使いやすいものへと修正を加えています。熱計表、体温表などとも呼ばれるもので、今ではいろんなサイトからも入手できますね。
観察のポイントは「食う・寝る・遊ぶ・出す」です。
子どもの具合が悪くなったらメモをつけ始めます。いつもと同じように食べられているか(飲めているか)、眠れているか、遊べているか(ご機嫌がいいか)、うんち・おしっこがいつもと同じように出ているか、全身状態をチェックしながら、熱・せきの状況、嘔吐・下痢の回数や食欲のあるなしなどを記入します。いつもと違う様子はないか、頭の硬さ・肌の張りなども見て・触って書き込んでくださいね。
「異変」に気づくためには、「普段の子どもの様子」を親が知っていることがとても大事です(見過ごしたからと言って、自分を責めないでくださいね! すべてを把握することなど不可能ですから)。
神経質に目を光らせるのではなく、元気なときと比べて今がどんな状態か、温かく見守る気持ちでいいと思います。
スマホのアプリでも便利なものが出ています。また、「知ろう小児医療 守ろう子ども達の会」でも、親の意見と医療現場の意見を両方取り入れて、双方に役立つアプリを制作中です。2015年3月完成予定ですので、その際にはまたこちらでご紹介させてくださいね。