旧友とネット上で再会したり、遠く離れた友人と頻繁にやり取りしたり、普段なかなか会えない仲間に「息子が1歳のお誕生日を迎えました」「クリスマスの飾り付けをしました」などと近況を伝えたりと、その利便性で日本でも一気に広まったフェイスブック。しかし、“実名登録”を逆手に取ったなりすまし詐欺や個人情報のネット流出の可能性など危険性も潜んでいます。
 今後、子どもに安全なデジタル教育をしていくためにも、親として知っておきたいこととは——。第1回は、DUAL世代がフェイスブックをより安全に使う方法についてお届けします。
 ※本記事は、記事公開時の情報を元に作成しています。

 幅広い人との交流に便利なフェイスブック。使い方は人それぞれで、自分の投稿記事の共有範囲を「公開」にして誰でも見られるように設定している人もいれば、「友達」だけに限定している人もいる。子どもの顔写真や名前に関しては、ニックネームを使ったり、「娘」「息子」「長男」「次女」などと特定の名前を出さなかったり、そもそも、子どものことは一切書かないという人がいたりと、様々な人がいる。

 手探りで使っているうちに、何となく今の使い方に落ち着いているという人は多いだろう。だが、『フェイスブックが危ない』の著者であり、日本IBMシニア・セキュリティ・アナリストである守屋英一さんは、「フェイスブックを使う目的を改めて考えてみてください」とアドバイスする。

 「友達との連絡手段として使うのか、子どもの成長記録を残すために使うのか、それとも仕事や転職に役立てるためなのか。できるだけ目的をはっきりさせてください。そうすれば、おのずと自分の投稿記事の共有範囲が決まってきます」

 例えば仕事のためなら、共有範囲を「公開」にしてプライベートな投稿は控え、仕事についての投稿をメインにする。友達との連絡手段や子どもの成長記録を残すためなら、共有範囲を「友達」に限定して、「友達も信頼できる人だけに絞ったほうが安全でしょう」

自分の使用目的に合わせて「共有範囲」を「公開」か「友達」に設定する
自分の使用目的に合わせて「共有範囲」を「公開」か「友達」に設定する

次ページから読める内容

  • 「友達」だと思っているその人は、実はなりすましかも?
  • SNSの写真にGPSタグはないが、背景からの推測に注意
  • 「友達」限定でも、近所の写真は撮らない、書き込まない
  • 1週間たったら、投稿範囲を「自分のみ」に変更

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