本日11月26日は「いい風呂の日」。新生児の沐浴は産院で指導があるものの、沐浴卒業後に子どもと一緒にお風呂に入る際の指導はなされることがありません。0歳から3歳のママ402人の意識調査では、子どもと一緒に入るお風呂について、53.7%が「疑問や不安なことがある」と答えています。
 それらを解決すべく、11月5日に東京・お台場で開催された「ママ・パパのためのはじめてのお風呂セミナー」に行ってきました。

子どもとのお風呂の入り方を伝授するQ&A

右から衛生微生物研究センター所長・李憲俊さん、家事アドバイザー・藤原千秋さん、産婦人科医・力武義之さん、助産師の山下弥生さんと小野貴代さん、イクメン小児科医・折津友隆さん。各分野の専門家が子どもとのお風呂について解説
右から衛生微生物研究センター所長・李憲俊さん、家事アドバイザー・藤原千秋さん、産婦人科医・力武義之さん、助産師の山下弥生さんと小野貴代さん、イクメン小児科医・折津友隆さん。各分野の専門家が子どもとのお風呂について解説

 セミナーは、「第1章 妊娠中のお風呂の注意点」「第2章 沐浴卒業後のお風呂の入れ方」「第3章 お風呂周りに潜む菌」について、Q&A方式で展開されました。ここでは、日々子どもとのお風呂に奮闘中のパパ・ママに向けて第2章と第3章の内容を中心にご紹介します。まずは、沐浴卒業後のお風呂の入れ方についてのQ&A。

【Q】お風呂で抱っこしているときに、泡で滑りやすくなり、落としてしまいそうで怖いです。

【A】 赤ちゃんを大判ガーゼでくるむか、自分の膝の上にタオルを敷いて赤ちゃんを載せるようにします。肌と肌が直接触れるととても滑りやすいので、ガーゼやタオルなどをうまく使ってください。(助産師・山下さん)

Q&A終了後の実践タイムでは参加者中唯一のパパが膝の上にタオルを敷いて赤ちゃんを載せ、体を洗う練習をしてみました
Q&A終了後の実践タイムでは参加者中唯一のパパが膝の上にタオルを敷いて赤ちゃんを載せ、体を洗う練習をしてみました