DUAL編集部 これからわが子を学童に通わせることになるという新1年生の親御さんに伝えたいことはありますか?
佐藤優花さん(仮名)。渋谷区在住の小6女子と小4男子のママ。2人を渋谷区の学童に通わせていたが、下の子が小3に上がったときに退職
佐藤 保育園と学童は違うということですね。私が思うに、学童というのは、学校が終わった後、親が家庭で見てあげられない間をつなぐもの。「子どもの成長を促す」という視点から見ると、保育園のような手厚いケアはしてもらえません。親としては、ある程度の割り切りが必要なのではないかと思っています。
保育園は一人ひとりの子どもの個性に合わせて先生がアドバイスしてくれたりだとか、保育の内容を変えてくれたりというのがあると思うんですけれど、学童では、そういうことは無いものだと、私はあまり期待しないようにしています。あくまでも「家に帰宅するまでのつなぎの場」なんだと、あまり期待し過ぎないで利用するものだと考えることにしました。
個人的には、宿題は家庭の責任でやることであって、学童に頼るものではないと思っています。だから、保育園に預けていた親が同じ感覚でわが子を学童に預けようとすると、親がしなければいけないことが多くて、最初は本当に驚くのではないかと思いますね。
また、小学校に上がるときにはやはり、漠然とした“小1の壁”に対する不安があるかと思いますが、私の場合は“小1の壁”を乗り越えてもそれで終わりじゃなかったという気づきが一番大きかった。
次ページから読める内容
- バリキャリだった母が平日に休み取得
- 小学校に上がると子どもが一つの人格になる
- 学童指導員は1年生はどういうものか知ったうえで、個々の子どもを見てくれる
- 学童の父母会に入った父親は“パパスイッチ”が入る
- 学童に保育時間の延長を求めるのではなく、働き方を見直してもいいのでは?
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