卓上タイプのメリットとデメリットは?

--となると、次に考えなくちゃいけないのが、卓上タイプかビルトインタイプなのかという話になると思うんですけれど、それぞれメリット、デメリットはありますか。

 まず、卓上タイプのメリットから考えてみましょう。卓上タイプは、施工が比較的安易です。キッチンの上に置くので、そのスペースさえ確保すれば十中八九、どんなキッチンでも置けます。給水と排水の工事も単純にジョイントするだけですし、コンセントは卓上から取れるので大丈夫。ということで、設置が容易であることが最大のメリットです。

--ということは、初期投資も安く済むということ?

 はい、安いです。4~5万円で本体が買えて、工事費で1万円ぐらい。工事の中で一番面倒なのが、給水の分岐。水栓をいじらなきゃいけないんですけど、それも含めて量販店などがやってくれるので、ほとんど手間が掛からない。感覚的には、洗濯機よりはちょっと手間だけど、エアコンよりは手間じゃないという程度ですね。

--工事は意外と簡単なんですね。

 では、次にデメリットについて考えてみましょう。まず、卓上タイプの場合、給排水が露出するため、キッチンの見た目が悪くなるというのが一つ。あとは、容量が限られてくるという点。カタログを見ると「食器が何点入ります」というふうに書いてありますが、ビルトインタイプと比べると限られたスペースなので、容量は全然違います。

 あとは、本体が外に露出しているので、音が大きいということ。使っている人に言わせると、洗浄力うんぬんより、やっぱり見た目や音の問題が大きいようです。


卓上タイプだと、ビルトインタイプより容量が少なめ(画像提供:パナソニック株式会社)

 ですから、賃貸で大掛かりな工事ができないとか、食器洗い機を取りあえず使ってみたいとか、赤ちゃんが生まれた後の短期間、ちょっと使ってみたいとか、そういうビギナーユースには適していますね。あと、コストを抑えて導入したいという方にもよいでしょう。