共働き子育て中のDUAL世代、「よそのウチはどんなお金の管理をしているのか?」―ダブルインカムだからこそ、出費も貯蓄も気になるところです。そこで、家計簿・資産管理サービスのマネーフォワードがユーザー向けに開催したイベントで、子育て共働き世代の参加者にインタビューしました。「おたくの家計管理、どうしてますか?」

2週間に一度、夫婦でマネー会議を開く

●30代女性 (子ども:10歳、4歳)
 私はこれまで、様々な家計簿を使ってきました。

 家族の支出は、住宅ローンを夫が3分の2、私が3分の1を支払い、固定費や食費は夫、保育園代金や小学校の給食費、習い事代、学用品などは私、と分けています。

 夫は自分の収支をエクセルでつけているので、2週間に1回、家計状況を見せあう“プチ会議”を開いています。我が家は“食”へのこだわりが強く、無農薬や有機野菜のものを農家さんから届けてもらっているので、かなり高くなるのですが、それ以外の部分で「先月は外食費が多かったね」などと2人で確認するようにしています。

 住宅ローンの完済目標時期や、車の買い替え時期や、家族のハワイ旅行などの希望も話しあっています。具体的に「来年ハワイに行きたいね」「それなら60万円程度は貯めたいね」などと話すことで、貯蓄の意欲も高まりますね。

 以前転職をした際に、会社指定により銀行口座が増えて、さらに保育園代の引き落とし用としても新しい銀行口座を開いたため、今は6口座になってしまいました。その残高管理が、わが家の課題。

 また残高を見て、「あと2、3万円貯まれば、100万円の大台に乗る!」などとわかると、貯蓄をさらに頑張れるようになりました。お金についてちょっと意識するだけで、これだけ貯まるようになるんだと驚いています。