朝は子どもをせかさず、夜は夕食を作って一緒に食べることは譲れない

一日の終わりには娘と歌ったり、手遊びをしたりしてたくさん触れ合います
一日の終わりには娘と歌ったり、手遊びをしたりしてたくさん触れ合います

 現在の勤務時間は、朝10時から夕方5時まで。昼休みを挟んで、1日6時間×週5日のパートタイムです。残業はしない代わりに、時間中は力いっぱい、へとへとになるくらい頭と手を動かしています。朝はできるだけ子どもをせかさず、帰宅後は夕食を作って一緒に食べることは譲りたくないので、これが今のわが家にとってちょうどいい勤務形態です。

 ただ、現在娘を通わせている認証保育園は、3歳までの子どもしか受け入れていません。これから認可保育園に申請を出すつもりですが、もし入園が許可されなければ、無理な保活はせず、広い園庭のある幼稚園に入れて、再度働き方を見直してもいいかな、と思っています。

 私にとって仕事とは、必ずしもお金や生活のためだけのものではありません。新しいことを吸収したり、何かを生み出したりする能力は、使わないとどんどんさびてしまう。好奇心や柔軟さを保ち続けるためには、仕事を続けるのが一番です。もう一つは、社会貢献。今の自分の能力は、自分自身の努力だけでなく、周囲の人に助けられて培ったものだと考えています。その蓄積を眠らせておくのではなく、仕事を通して社会に還元していきたいという思いが常にあります。

 10年後のビジョンと、自分にとっての働く意味を考えれば、正社員で働くことにこだわる理由も、短期間に結果を出す必要もありません。特に、子どもに手がかかる今の時期は、大きな目標やビジョンを見失わなければそれでいいと思っています。