2人目を流産 第1子にはどう言う?

 分からなければ言わなくていいでしょう。うちはもう小学4年生になっており、それこそ妊娠してすぐに「弟か妹ができる、ひゃっほーい!!」と喜ばせてしまったので、もう言わざるを得ませんでした。あんなに娘が泣くんだなと、びっくりするほど、2人でワンワン泣きました。さすがに次のクリスマスから「サンタさん、弟か妹をください」と書かなくなりましたっけ。

流産になったら、実際の進行はどうなるの?

 健診に行くと、「心音がありません」と言われて、その後のスケジュールを言われます。

 処置のために手術が必要なこと(1泊2日の入院の場合と、日帰りの場合があるそうで、私は1泊でした)、手術までに出血があるかもしれないこと、などが伝えられます。その日の健診からは、病気になるので保険診療になるという皮肉(妊娠は自己診療なので5000円くらい窓口で取られますからね)。

 ぼうぜんと家に帰って、まあ、泣くわけですわ。ひとしきり泣いたら、仕事のスケジュール調整と、処置をしてくれる病院を探して予約をするなど、ぱたぱたと片付けて、家族が帰ってくるまで、また泣くわけですわ。

 ママ友に打ち明けると、結構流産経験者は多くて、色々教えてくれます。慰めてもくれます。甘えましょう、存分に。

流産の手術入院 退院後は電車に乗って1人で帰宅

 手術までに出血があるとしばらくトイレから出られないので、それだけ気を付けてください。私はたまたま自宅だったのですが、打ち合わせの予定が前後にあったので、自宅にいてよかったと思います。出血の翌日は普通に仕事に行くことができます。ちょっと腰が痛いので、悲しいほどお天気でしたが、ビニール傘をつえ代わりにいたしました。

 7年前のことです。

 9月15日くらいに産婦人科の先生に「ダメかも」と言われ、
 9月23日くらいに産婦人科の先生に「ダメでした」と言われ、
 9月28日くらいに流れて、
 9月30日に入院、
 翌日退院
 でした。

 入院して一泊した翌朝、個室のテレビでちょうどドリカムの吉田美和さんの旦那さんががんでなくなったニュースをやっていて、かわいそうと、泣きました。

 荷物持って電車に乗って1人で帰って、地元のデパートの最上階の中華の普段は食べない豪華なランチを食べて、屋上の隣にあるペットショップでしばらく子犬を眺めていました。