こんにちは。チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美です。

 子どもと大人が違うことは、当たり前のことだと思われがちです。

 子どもは未熟で足りない人
 大人は成熟した満たされた人
 子どもは大人に頼らないと生きていけない弱い人

 であることは間違いありませんが、本当に、子どもは大人よりも足りていないのでしょうか。

大人が持っていなくて、子どもが持っているもの

 答えは、NO! 子どもって、チャレンジしたくて、毎日感動していて、本音で向き合っている素晴らしい人間力を備え持った人なのです。反対に、大人はどうでしょう。チャレンジする前から、あれやこれやと考えてしまい、次第に感動は少なくなり、本音は抑えてしまいがち…かもしれませんね。

 これは、私が会長を務める子育て学協会の講座でお伝えしている「こどもおとな表」の一部です。

 はっと気づかされることも多いのではないでしょうか。子どもには、昨日、今日、明日などの時間軸もありませんから、まだ3歳なのに「ずーっとむかしのことよ」なんて1歳の時のことを話してくれます。サンタクロースを信じる愛くるしい姿は幼少期だけの宝物です。