四谷の住宅街の一角にある〈DUAL時短ラボ〉。秋も深まってきたこの頃、時短ラボでは、もっと世の中に時短グッズを広めるべく、紹介冊子を作ろうと企画中。今日はデザイナーがやってきて、企画の打ち合わせをします。さて、どんな人がやってくるのでしょうか・・・・・・

髪の毛の簡単なお手入れ方法は?

カオリ所長(DUALラボ所長。1児の母)「エリちゃん、この後、お客様が来るから、机の上をきれいにしてもらってもいいかしら」

エリちゃん(いつも元気な研究員)「了解です! 紹介冊子の打ち合わせで、デザイナーさんが来るんですよね。どんな人かなあ」

カオリ所長「私も今日会うのが初めてなの。あっ、もういらっしゃったみたいね」

エリちゃん「私出ます! はいは~い」

???「こんちには・・・・・・って、あれ、エリエリじゃない!?」

エリちゃん「わっ、アヤじゃん! もしかして、今日のお客様って・・・・・・」

アヤちゃん(エリちゃんの友達でデザイナー)「そう、私! そっか、ここで働いてたんだ~。エリエリは社会人になれないと思ってたからよかったよ!」

エリちゃん「相変わらずズバッと言うなあ」

カオリ所長「あら、2人は知り合いなの?」

エリちゃん「大学時代の友達なんですよ」

アヤちゃん「初めまして、デザイナーのアヤです。未熟者ではありますが、本日はどうぞよろしくお願いします」

カオリ所長「こちらこそ。時短ラボ所長のカオリです。エリちゃんと違って礼儀正しいのね~。早速だけど打ち合わせに入りましょうか」

エリちゃん「所長! 私そこまでひどくないですよ~!?」

打ち合わせ後・・・

カオリ所長「以上でよろしくお願いしますね」

アヤちゃん「はい! 思わず手に取りたくなるような、すてきな冊子になるように頑張ります」

カオリ所長「すてきといえば、アヤさんの服装もすてきよね。やっぱりデザイナーさんはセンスが違うわ」

エリちゃん「でしょでしょ! アヤはすごくオシャレなことで、大学内でも有名だったんですから!」

アヤちゃん「いえいえ、所長さんもオシャレだと思いますし、すごく外見に気を使われる方なんだなって思います。毎朝、髪をお団子にまとめているのとか、すごく尊敬します。私は最近忙しくて、なかなか髪の手入れができていなくて」

カオリ所長「分かるわ~。髪長いと、乾かすだけで大変よね」

アヤちゃん「帰るのも夜遅いから、ドライヤー使うのも気を使いますしね」

エリちゃん「自然乾燥でいいじゃん! アタシなんか、最近は待つのも面倒だから、濡れたまま寝ちゃってるけどね~」

アヤちゃん「ええっ、ダメダメ! 濡れたまま放置すると、髪の毛傷んじゃうよ」