先日開催した夏の写真コンテスト「日経DUAL 親ばかフォトコンテスト」は計3515点の写真のご応募がありました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。

 そこでDUAL編集部で盛り上がった審査会議を再現しながら、応募作から選ばれた優れた「親ばか写真」を、一挙公開します。ハッとする素晴らしい作品ぞろいで、読者のみなさんも写真を撮るときの参考になること間違いなし!

———前回の記事に引き続き、今回は優秀賞・最優秀賞の作品を掲載します。優秀賞5名には、デジタルフォトフレーム ソニー DPF-HD800と「アソボ〜ノ!」招待券を、最優秀賞1名には、キヤノン EOS Kiss X7 ダブルズームキットと「アソボ〜ノ!」招待券をお贈りします。それでは、まず優秀賞の作品から。

それ、絶対に持ち上がりませんから

———応募者の方からは「お兄ちゃんのマネをして丸太を持ち上げるも、全く持ち上がらず……。顔だけ必死」というコメントも届いています。

羽生編集長 きょうだいに見守られて、末っ子が安心して育っている感じがホントにいいですね。

長野記者 そうですよね、この末っ子はみんなに愛されて育っているんですね。きょうだい愛をしみじみ感じます。

小田記者 でも私、姉が1人いるのですが、私はどう頑張っても「妹キャラ」から抜け出せないんですよ。きっと、この末っ子クンもこれから「末っ子キャラ」から抜け出せない運命が待ち受けているのでは……。勝手に予感して、勝手に共感してしまいました。

荒井記者 「弟って、ばかよね」と苦笑しているかようなお姉さんの表情が、末っ子くんの将来を暗示していますね……。でも、こうした「小さな社会」ができる点を含めて「きょうだいがいる子どもって、うらやましい」と感じる写真です。

羽生編集長 あと、子どもたちの振る舞いを温かく見守っていて、一瞬来たシャッターチャンスを逃さず撮ったパパママのすごさもよくわかります。

———続いては、家族旅行ではしゃいでいる親子の写真です。

「どストレートきらきら写真」、撮れる期間は短い

羽生編集長 ……きやー、正視できないほど、キラキラしたどストレートな写真ですな。

大谷編集委員 いや、でも子どもをこんなにしっかりと抱きしめられる期間って、実はすごく短いんですよね。ぜひその時間を大切にしてほしいと、すでに期間が終了しちゃった父親は思います(笑)。

荒井記者 娘を抱きしめても嫌がられない期間は、ごくわずかなんですね……(遠い目)。

片野記者 ママからしてみると、パパと娘が仲良しなことほどうれしいことはないです。パパの緩みきった柔らかな表情も、これまた素敵。

羽生編集長 でも世の中のだんなさんは、娘に対する愛情たっぷりの笑顔と抱きしめを、奥さんに対してもきちんと行っているのかな? 私はむしろそこが気になります(ニッコリ)。

荒井記者 うわ、そこに突っ込みますか……。

———次の作品は、「顔をクシャ〜ッとさせた女子」の写真です。