先日開催した夏の写真コンテスト「日経DUAL 親ばかフォトコンテスト」は計3515点の写真のご応募がありました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。

 そこでDUAL編集部で盛り上がった審査会議を再現しながら、応募作から選ばれた優れた「親ばか写真」を、一挙公開します。ハッとする素晴らしい作品ぞろいで、読者のみなさんも写真を撮るときの参考になること間違いなし!

———今回の前編記事では、惜しくも優秀賞・最優秀賞にはならなかったものの、目を見張る出来映えだった、ノミネ—ト作品6点をご紹介します。ノミネ—ト作品に選ばれた50人の方々には、東京ド—ムシティ「アソボ〜ノ!」の大人・こどもペア招待券をプレゼントします。まずは以下の写真から。

思わず職場に飾っておきたい、ネイキッドな姿

———超"ナチュラル"な上半身姿で、めっちゃ大喜びしてますね。

長野記者 この姿を見ただけで、「ここに連れてきてよかったな」と親は思いますよねー。

片野記者 「やった〜!」と、素直に喜びを表現する子ども達の笑顔がまぶしい。やっぱり子どもはこうでなくっちゃ。

長野記者 あと、2人が同じ方向に向いていないのも、すごく自然。大事そうにかかえている手の添え方もかわいい!

片野記者 仲良し兄妹がお魚をゲットしようと一生懸命、走り回ったり叫んだりする撮影前の光景が、一枚の写真を眺めているだけで見えてくるよう。もし、私がこの子達のママだったら、職場の机の上に飾っておくだろうなぁ。心癒される一枚です。

———続いての写真も兄弟をテ—マにしたもの。別におかしなことをしているわけではないのに、一目見ただけでつい笑ってしまいます。

準備体操で思わずシンクロ、曲線ばかり

大谷編集委員 兄弟が描く曲線とプ—ルの曲線と、2つの曲線で写真が構成されているのが楽しさを引き出していますね。準備運動はこのくらいしっかりとやらないと(笑)。

小田記者 きょうだいってシンクロしますよね。寝姿を見ながら毎晩思っています。

荒井記者 あ、やはり、そういうものなんですね。

小田記者 お兄ちゃんの真似っこしてちゃんと準備体操するなんて、いい弟さんです。これからもずっと仲良しでいられるといいですね! でも、うちの姉弟だったらきっと、体操している姉を後ろから弟が攻撃して、そのまま姉がプールにどぼ〜ん! 大バトルの幕開け……ということになるに違いない。

荒井記者 ちなみに小田さんって、家族写真は夫さんが撮ってくれます? それとも自分で撮ります?

小田記者 わが家の場合、旅行中とかは、私ばっかり写真を撮ってなかなか夫は撮ってくれない(泣)。

羽生編集長 あー、私もそうだわ(泣)。私しか撮影係がいないから、いっつも写っているのは子どもとパパなの。子どもがアルバムを見返して「パパとここに行ったよね~」なんてよく話すのだけれど、「私も一緒に行ったよ!それ撮ったのはママだし!」というね……。

小田記者 そうですよ、私ヌキの家族写真ばかりになるんですよ。でも「もうイイヤ」と半ばあきらめて、「私ヌキ写真」を撮るために工夫を凝らしたりしています。ちょっと空しいけれども。

羽生編集長 だから私は、世の中で頑張っているカメラパパ全員を尊敬しています!

———悲しい家庭事情でしたね。続いては夏祭りの写真、行きましょうか。