乳幼児も外に連れ出しやすい仕掛け

「そらまめハウス」は窓が大きく開き、開放感満点。すぐに外に遊びに出られる
「そらまめハウス」は窓が大きく開き、開放感満点。すぐに外に遊びに出られる

 火・土・水・木などと触れ合いながら大胆に遊べるプレーパークは、どんなに早くともしっかり歩けるようになってから、と思ってしまうかもしれません。しかし、羽根木プレーパークには「そらまめハウス」という乳幼児の親子と多世代の人々が交流するためのハウスがあり、月・木・金と月1回土曜にはスタッフが常駐して開室され、月に数回乳幼児親子向けのイベントが開催されます。

 ハウスのすぐ外は羽根木プレーパーク。公園は歩けるようになってからと思いがちですが、実は外遊びは乳幼児にとっても、とても重要なのです。大勢の子どもが遊ぶ環境の中で散歩するだけでも、大きな刺激となります。また、プレーリーダーや外遊び好きの先輩ママ達がいるプレーパークは、育児休暇中のママが知り合いを作るうえでも、なかなか良い環境です。

 特に世話人の方が薦めるのが、パパの来園です。育児休暇を取ったり、休日にママから子どもを預かってみたけれど、子どもと2人でどうしたらいいか分からないというようなとき、プレーパークは強い味方です。一般の乳幼児向け子育て支援イベントは屋内で、参加者がママ中心で入りづらかったりするかもしれませんが、「そらまめハウス」は外での活動が中心なので、開放感があり打ち解けやすいです。ふらっと遊びに来れば、プレーリーダーがパパの存在に目を留めて、気軽に話しかけてくれたりもするそうです。