クイーン・タラは、「つぼみを森の賢人ニム・ガルーに届けてほしい」とメアリーに言い残し、消えてしまいます。そのつぼみは森の生命そのもので、百年に一度の王位継承の日である今日中に開花させないと、王国に未来はなく、さらに森を腐敗させようとたくらむ悪の勢力“ボーガン”がつぼみを狙っていると知ったメアリー。突然、重大な責任を背負った彼女の運命は……?

何としてもつぼみを守りたいクイーン・タラ
何としてもつぼみを守りたいクイーン・タラ

ボーガンの面々は美しい森を腐敗させようとしている
ボーガンの面々は美しい森を腐敗させようとしている

 プリンセスでもなく、魔法を使えるわけでもない普通の女の子メアリーが、突然“小さな人”達から頼られる救世主になる『メアリーと秘密の王国』。父の研究を信じていなかったメアリーは、森に“小さな人”達が住んでいることを身を持って知り、父を理解していきます。一方、父も必死にメアリーを探し、娘との絆を深めようと努力します。