●複数のかかりつけ医を持つ場合は情報共有を
 皮膚科やアレルギー科、定期的な観察が必要な場合の大学病院、と何箇所か使い分けている方もいらっしゃることと思います。それぞれに理由もあることでしょうし、使い分けていること自体は悪いことではないと思いますが、それぞれの医師や看護師に情報を共有してもらうことができればより安心ですね。
 薬についての記録、診察についての記録を残しておくと、他院を受診する際に役立ちます。記録のつけ方は次回、お話したいと思います。

 かかりつけ医・看護師・薬剤師と上手に付き合いながら、一緒に子どもたちの成長を見守っていけるといいですね。そしてかかりつけ医が必要と判断した場合には、二次病院、三次病院を紹介してもらい、専門的な検査が受けられる体制があること。
 その連携がきちんとしていれば、救急外来が必要以上に混雑することもなくなるのではないかと思うのです。