学校や幼稚園・保育園から配布されるプリントや工作物といった「アナログな物」を、何とかデジタル化してスマートフォンに取り込みたい…。前回ご紹介したSnapLiteは紙や写真など平面物の取り込みは得意でしたが、立体物の撮影はどうも苦手な様子。そこで今回は、高さがある立体物を柔らかな雰囲気で撮影できるグッズをご紹介します。

アナログ技術でデジタル化? 簡単に扱える折り畳み撮影スタンド

 プリントを余白なくきれいに撮影したり、何枚もの写真を連続して取り込んだりするのは得意なものの、立体物の撮影は苦手なことが分かったPFUの「SnapLite」。形あるものもいつかは損なわれるもの。子ども達が一生懸命心をこめて作った工作物を美しく撮って、いつまでも残しておきたい…。

 そんな親バカな願いをかなえてくれそうなのが、SnapLiteに続いてわが家に到着したこちらのグッズ。海外メーカーModahausの「ステディースタンド300キット」です。国内ではオムニバスが輸入販売しており、今回はこちらのご協力でお借りすることができました。販売価格は税込9990円だそうです。

ステディースタンドはコの字型のアナログなスタンド
ステディースタンドはコの字型のアナログなスタンド

 ご覧の通り、ステディースタンドはとてもシンプルな撮影スタンド。電気は一切使わないアナログ製品です。収納時は平たく畳まれていて、使うときは手動でコの字型に組み立てます。

天板の穴へカメラ部分が合うように気を付けながらスマートフォンを置くだけ
天板の穴へカメラ部分が合うように気を付けながらスマートフォンを置くだけ

 天板には丸い穴が開けられていて、ここにカメラが収まるようにスマートフォンを設置。ステディースタンドの中にデジタル化したい絵やプリントなどを置き、スマートフォン付属のカメラアプリで撮影します。