また、成長に合わせて、興味を示すおもちゃもどんどん変わります。ねんねのころは乗っていた電動ラックも寝返り期には乗らなくなったり……。購入すると値が張る育児用品はレンタルのほうが無難でしょう

 このように初めての出産後は試行錯誤もあり、無駄にお金を投じてしまいがちです。加えて、これまで忙しく働いてきた女性にとって、育休は天からの贈り物のような幸せなバケーション期間です。平日にランチをしたり、買い物をしたり、子どもが小さいうちに旅行に行ったりと、お金のかかるイベントが増えがちです。

財布のひもは緩め過ぎず、締め過ぎず

 私は自営業なので、仕事を減らすと即座に収入が減り、徐々に貯金が減っていくので焦りを感じます。とはいえ、お金を使えば、また働く原動力にもなります。使い過ぎには気を付けつつも、子育てライフをじっくり味わいたいなぁとも思っています。育休中は適度にストレスを発散しつつ、過度な支出には注意してください。

【FP花輪陽子からのアドバイス】

 育休中は子どもがかわいいからといって子どもの物をたくさん買ってしまいがちです。しかし、本来、子どもが0〜3歳の時期はライフステージ上での「ため期」です。本格的に子どもの教育費がかかるステージに備えてお金を守り、貯金に励んでください。