誠実な態度で臨もう!(写真はイメージです)
誠実な態度で臨もう!(写真はイメージです)

 特に体調が思わしくない、業務内容や業務量を変更してほしい、といった場合には、できる限り早めに伝え、相談に乗ってもらうようにしたほうがいいでしょう。逆に、「安定期までは周囲へ知らせるのを控えたい」といった場合は、先に上司に報告したうえで、「職場の同僚への発表はもう少し後にしてほしい」と伝えるようにします。

直属の上司への報告が最優先!「妊娠しました!」の先に伝えるべきことを整理

 大切なことは、原則として直属の上司への報告を優先させるということ。上司よりも先に職場の同僚に話してしまったために、自分で報告する前に、噂が上司の耳に入ってしまうと、上司はいい気持ちはしません。勇気のいることですが、頑張ってください。

 早めに上司に報告するのが礼儀、とはいえ、いきなり「妊娠しました」「それはおめでとう! で、いつから休むんだね?」「ええと…まだ何も分かりません」では、報告を受けた上司も戸惑ってしまいます。

 また、会社の風土、職場の雰囲気、上司の価値観などによって、受け止められ方は様々です。そのためにも、上司からの質問に対して、きちんと答えられるようにしておきましょう。自分の意思を明快に答えることで、「きちんと考えているんだな」「今後も働き続けたいのだな」という前向きな印象を与えることができます。

 上司の反応を想像しつつ、どんな反応が返ってきても対応できるよう、次ページを参考に、報告内容を整理し、想定問答集を用意するなど、入念な準備をしてから臨んでください。