スカートは“イン”! ベルトは“アクセント”

 「あの、気に入って買ったのに、イマイチ着こなせないスカートがあるんですけど…」
 とみなみさんにヘルプ信号を送ったのは、樋野美香さん(44歳)。3人の子育て中のワーキングマザー課長で、品質保証業務を担当しています。「内勤がメーンなので、チュニック風のブラウスにスカート、カーディガンという緩いスタイルでほぼ毎日出勤。高校生の息子と中学生の娘のお弁当作りで朝は戦争状態なので、服をちゃんと選んでいるヒマがなくて…。会議がある日まで緩い服装はダメだと思いつつ、ガッチリしたスーツはおばさんくさくなってしまうし…」と悩んでいたそうです。

 「着こなせない」と手に持っていたのは、黒ベースにグリーンと白がアクセントになった花柄のフレアスカート。みなみさんは「樋野さんの雰囲気に合っていますし、お仕事にも生かせますよ。トップスには、顔色を明るく見せて、会議の場でもきちんとした雰囲気を演出する白を選んでみてください」
 パールネックレスもつけて、一気に華やいだ印象の樋野さん。親しみやすい魅力はそのままに、より「仕事ができる女性」というプラスの印象がアップ!
 この時点で、中に着たプラウスをスカートの外に出してふんわりと着ていた樋野さんに、すかさずみなみさんが一言。
 「ブラウスは“イン”してください!」
 「体型カバーをしたい」といつも“インしない”派だった樋野さんにとっては、慣れないアクションでしたが、みなみさんは引きません。「トップスをきちんとインすることで、ビジネスに効果的なほどよい“迫力”が生まれます。マネジャーはインするのがお薦めです!そして、これもプラスしましょうね」
 と、取り出したのは、華奢なデザインのベルトです。

 「ベルトはやめて~~!」
 と思わず逃げ出しそうになる樋野さんを制止して、みなみさんは優しく語ります。「ここで使うベルトは“締める”ためではなく、あくまで“アクセント”。アクセサリーのような役目だと思ってくださいね。くるっと巻くように着けるだけで大丈夫ですよ」

 確かに、ベルトがあるとないとでは、印象は大違い。一見、カジュアルな雰囲気のスカートも、トップスをインしてベルトでアクセントを付けることで「きちんと感」を伝える着こなしに変わりました。
 この効果に、樋野さんも満足そうに笑顔を見せます。