ワーママ管理職2人の変身に周囲は歓声

 技術営業部門の課長職として4人の部下を持つ日高智美さん(37歳)は、5歳の女の子を育てるワーキングマザー。もともとファッション誌チェックやお買い物も好きだという日高さんですが、仕事と育児を忙しくこなす日々の中で、「荷物をたくさん持ったり、しゃがんだりしても楽な服装ばかり選ぶようになって、服がワンパターンになっていた」とのこと。

 クールビューティーなお顔立ちも魅力的ですが、「部下から怖く見られるのが嫌」ということで、クールな雰囲気を際立たせる服装からは距離を置いていたそうです。この日は、薄いブルー系のボタニカル柄ワンピースに、紺のロング丈ジャケットを合わせた着こなしで参加。スタイリストのみなみさんが、まず薦めたのは、ストライプ柄のタイトスカート。「えぇー! ストライプはずっと避けてきました。タイトスカートもずいぶん履いていなかったかも…」と驚きを隠せない様子の日高さん。

 「ストライプ柄は、日高さんの雰囲気にお似合いですよ。トップスは明るいグレーのタンクトップに、ノースリーブのブルーのカシュクールブラウスを。この青でしたら、ビジネスシーンにも浮きません。ブラウスはスカートにインすることで、きちんと感が出ます」とアドバイスするみなみさん。

 「“クールな私”はずっと避けてきたけれど…」と初めは戸惑っていた日高さんも、周囲からの「カッコいい!」「似合っている!」という声にだんだんと納得してきた様子。最後に、素材感に特徴のある白のノーカラージャケットを着た瞬間、パッと表情が変わりました。「程よく柔らかさが出て、いいですね」。