第1回は、小学生と保育園児の2人のお子さんがいる共働きのご家庭。700万円の貯蓄が、資産運用により約6年間で1100万円に増えました。夫の斉藤健二さんは「以前はお金について何も知らず、将来に漠然とした不安を抱いていました。でも、資産運用のおかげでその不安もだいぶなくなりました」と言います。
お金の知識は、財形貯蓄程度 親になり、漠然とした不安を感じるように
健二さん 2006年に結婚して、翌年、長女が生まれました。それまでは夫婦がそれぞれ財形貯蓄をする程度で、お金の知識はほとんどありませんでした。
でも、子どもの将来について考え始めたときに、金銭面で漠然とした不安を感じたんです。2人とも働いてはいるけれど、責任を持って子どもの教育資金を準備できるのか、また年金をもらうころには私達自身の生活資金だって不安。さらに子どもの世代になると、全く期待ができないのでは……と。
「お金について、何かをしなくては」というボンヤリとした思いを抱えていたんです。