「大人が教えない」レッスン。物怖じしない子どもに?
ボールがゴール(花のブロック)まで行けるか? 確かめたら、完成です!
ちなみに、スタートの箇所に使っているチューブは、一般では販売されていない特別なパーツなんだそう。
レッスンでは、教育用に開発された教材ブロックを使用します。
お次は、全員で大きな迷路を作ります。
「もっとむずかしくしようか~!」など話し合いながら、“協力する”ことも学べるというワケです。
最後はママたちが入室し、「これ作ったんだよ~!」と報告会。
わが子が今日学んだことを、親も一緒に確認します。
安田:どうだった?
息子:おもしろかったよ~。でも、めいろつくったから、びっくりした。
ふだんは「お家」や「動物」を作っている息子にとって、「迷路が作れる」という発想はなかったようです(笑)。
50分間の中で、これだけバリェーション豊かな遊び方&学びを体感させられるのは、さすがプロの技!
ほどよい課題を与えられた中で、「どうしたらできるかな?」と解決策を見つけていくので、ただ漠然と家でブロック遊びをするのとは違う良さがあるなと感じました。
教室に通うママさんたちにうががうと、「レゴスクールに通うようになってから、空間を把握する力がついた」「ふだんは使わない、違う脳みそを使っている感じがする(笑)」と話していました。
中でも印象的だったのが、「勉強は、大きくなるにつれ、どうしたってやらなきゃいけなくなるので、その前に自由な発想を養ってほしい」という言葉。
たしかに、つめこみ式の勉強は、これからイヤというほどやらねばならないのだから……今しかない、子どもならではの想像力を伸ばしてあげられればいいですよねぇ。
それとおもしろかったのが、スクール全体にただよう「欧米感」。
子どもたちにみな、物怖じしない雰囲気があって……プレゼンテーション力のある、Noと言える日本人になれそうな気がしました(笑)。
理系脳も育ちそうな、ユニークな習い事
ちなみに、私たちの後は小学1年生のクラスが行われていたのですが……こんな難しそうなものを作っていました! す、すごい!
ギアを使って「物を巻き上げる仕組み」を作るということで、歯車への作用や滑車の仕組み、また90度で力の向きを変えるなど、いろんな要素がつまっていて……
安田:小学1年生で!? うそでしょ~!?
と、思わず叫んでしまいました(笑)。
小学3年生からはロボットを作り、高学年クラスになると、ロボットの世界競技会にも参戦するんだそうです。
息子が体験した年少クラスは、まだまだ遊びの要素が強いので、いわゆる習い事としてのわかりやすい手応えというのは、正直未知数でしたが、いよいよ小学生になると“レゴスクールの本領発揮!”というカンジがします。
遊びの中から、理系の脳みそを鍛えることができそうです!
さて気になるお月謝は……年少クラスで9,500円(税抜)。
この他に入会金20,000円と、指定教材ブロック14,900円(税抜)、ワークブック2冊5,000円(税抜)を購入する必要があります。
4歳児の習い事としては、ちょっぴりお高めです。
ただ、他にないユニークなレッスンですし、子どもたちが夢中で取り組んでいる姿を見ると、納得のお値段かと思います。
「うちの子、ちょっとおもしろい習い事してるのよ~」なんて、思わず自慢したくなっちゃいますね!(笑)
それでは、パンダ親父さんからもひと言どうぞ。