社内環境を改善中 でも、産休中の女性社員から「辞める」と言われて

Cさん(2歳のフルタイムママ、中小企業勤務) 初のワーママ管理職として、育児中社員の社内環境整備に努めています。今感じているのは、男性社員が育児中社員に対して気を使い過ぎだということ。社内の雰囲気を変えることはなかなか一筋縄にはいかず、昨日、産休中の女性社員から「会社を辞めることにした」と告げられてショックでした。男性の経営幹部への啓蒙のコツを教えてください。

―― 男性には数字や客観的なデータを提示して、論理的に伝えることをお勧めします。例えば、「育児中社員の活躍推進」といったテーマでフローチャートを作ってプレゼンをするなども効果的です。やる気があるとかないとかいう話ではなく、やり方が分からないだけである、という人も少なくないはずです。応援しています!

仕事をしながら、子どもの教育をちゃんとできるか不安

Dさん(5歳と3歳のフルタイムママ、大企業勤務) 村山らむねさんの連載「子どもの学力×母の働き方 『相関関係はあります』」を読んで、ドキッとしました。子どもの教育と自分のキャリアを両立させるのって難しいですよね?

―― 確かに難しいという一面もありますが、共働きならではの強みもあるはずです。母親と子どもの距離がいい関係のまま保たれる、お母さん自身が「目標設定をして、それに向かって頑張る」という仕事での姿を見せられるメリットもあると思います。罪悪感や不安はお互いになくなりませんが(笑)、いい面を子どもに見せていけたらいいですね。